英語教師のための発問テクニック

田中武夫 田中知聡 英語教師のための発問テクニック 大修館書店 2009

本の見出し

『英語教師のための発問テクニック: 英語授業を活性化するリーディング指導』(以下『発問テクニック』)を手がかりに、英語のリーディング授業へ具体的に落とし込む方法をまとめます。

第1章 「発問」を中心にすれば授業がか変わる

第2章 英文テキストの特徴をつかもう

第3章 生徒を把握し、指導目標を考えよう

第4章 生徒の読みを導く発問をつくろう

第5章 さらに上をいく発問テクニック

第6章 発問を中心に授業を組み立てる

田中武夫 田中知聡 英語教師のための発問テクニック 大修館書店 2009 P iv~v より

書誌情報

書名英語教師のための発問テクニック: 英語授業を活性化するリーディング指導

著者田中武夫 田中知聡

出版社大修館書店

発行年:2009

判型/ページ数:単行本/261ページ

ISBN:978-4-469-24542-4

本書の狙いと特色

ねらい:発問の設計で生徒の思考と相互作用を引き出す

特色:授業場面の具体例/リーディングに特化した問いの型/評価観点との接続

想定読者:初任〜中堅、授業改善を継続したい教員

本書を読み終えると、【読むこと】の授業を展開するために必要な準備や考え方を得られます。基本的なことから、教材研究の視点、指導目的を再確認することができるようになります。また、本書の一番の特徴は、「テキストの扱い方」だといっても過言ではないと感じます。どのようなテキストなのかを理解することで教材研究の方法や発問の仕方が変わります。『発問』に磨きを加えたい先生方へ大変おすすめできる書籍です!!!!

2025年現在でも、十分読むに値する書籍になっています。古いからダメだということではありません。2009年発行ですが、今の学校教育にも適応できるたくさんもメソッドがあります。ぜひ、手に取って読んでいただきたいおすすめの本です!ちなみに、私は大学生の時に出会った本です。当時はこの本をBIBLEのように扱っていました。(笑)

コラムもおもしろい!

本書には、コラムも大変充実しています。基本的にコラムを飛ばして読んでしまう私ですが、『発問テクニック』に関してはすべてのコラムを読ませていただきました。コラムは全部で6つあります。第二言語習得理論をベースに様々な角度で英語教授法のヒントを提示しています。大学生の間は英語科教育法に関する書籍を読まされ、理論を叩き込まれます。しかし、現場に出るようになると第二言語習得理論がないがしろにされがちです。「インプット仮説」、「アウトプット仮説」、「気づき仮説」、「i+1」、「臨界期仮説」、「動機付け」、等、実践が多い教師こそ、理論に基づく実践で鬼に金棒状態になれると私は考えています。皆さんはどうでしょう?私は個人的には、「第二言語習得理論」が好きです。これから、TESOLのプログラムを受講したいと思っています。修士課程にも興味ありありです!!

まとめ

『発問テクニック』は、普段の授業を劇的に変えてくれる一冊になるのに間違いないです。いまだに高校入試で長文問題があり、生徒の読解力を向上させるために、教科書の本文を活用する先生はほぼ100%だと思います。しかし、教科書の内容理解の授業に自信がない先生方も同様に多く存在していると思います。生徒が楽しそうに授業に参加してくれない。毎日同じパターンの授業になり、教師自身が自信をもって教室に入ることができないなど、悩みを抱えている先生方におすすめの書籍です!!

10年以上前の書籍ではありますが、読む価値は大有りです。